pixivよ。我が怒りを知れ。
皆さんこんにちは。今日も元気にオナニーしてますか?
「だいたい6:4くらいの割合で二次元で抜くと言われている男。」どうも。俺です。
ちなみに6の方が二次元で、4の方はもちろん三次元ってことですよ。
わざわざ言わんでもわかるって?
いや、でもこれちゃんと書いとかないと1次元オナニーとか4次元オナニーとかわけのわからん概念を持ち出してくる変態が湧いて出るかもよ、ってさっき俺の脳軍師から忠言されたんで。はい、すんません。
さて、そんなこんなでわけのわからん導入を経た今回だが、実は切実な怒り回である。
そして、怒りの矛先は、ズバリpixivに向けられている。
今回はこの場を借りて、pixivのはらむ闇を断罪していきたい。picxvよ。覚悟しろ。
イラストコミュニケーションサービス「pixiv」。
ご存知の方もたくさんおられると思う。
登録者が自作のイラストを投稿したり、他人の投稿したイラストを閲覧できたりするインターネット上のサイトだ。
イラスト投稿者の中には、現在プロのイラストレーター・漫画家として活躍する人も多く、登録するだけでそういった質の高いイラストが閲覧できる点は、いうまでもなく非常に魅力的。
…そしてもちろん、イラストの中にはR18なやつもたくさん存在する。こちらも、現役でエロゲ絵師として活躍している人が書いていたりして、シコリティは非常に高い。いつも、ありがとうございます。
俺は当然のように、R18メインでpixivにお世話になっている。
なんせ、6:4の割合でオナニーを二次元に支配されている男だ。
快適で充実したオナニー・ライフのため、pixivのことを非常に頼りにしている。多分、学生時代、卒論制作に追われてた時期のCaiNiiとおんなじくらい頼りにしていると思う。
俺にとってpixivは頼れる兄貴のような存在であり、いつも支えてくれる仲間のような存在であり、傍らに寄り添う恋人のような存在でもある。Pixiv大好き。超愛してる。抱いて。今すぐここで。
そんなこんなで、先日もpixivを抱いてるのかpixivに抱かれてるのかもう分からなくなるほど深く溺れ蜜地獄だったわけなんだけど、そんな俺とpixivとの楽しいひと時を、とんでもない方法で邪魔してきた不調法な輩がいたんですよね。それで、俺はとても怒っているんですよ。
…ご覧のとおり、pixivでは上の検索エンジンにワードをいれると、それを含んだイラストがサムネイル状になってずらっとでてくる。すなわち、ここに「おっぱい」と検索ワードをいれれば、それに関連した画像がずらっとでてくるわけで、まあ、Googleの画像検索とだいたいおんなじ感じですね。
ところがpixivだってもちろん収益を得ないといけないわけであって、そこは色々と仕組みがある。
例えば、上の例のモザイク処理してあるサムネイルの中に「PR」って書いてるやつがあるけど、ここは多分、pixivが企業に貸してる広告欄なんだと思う。
ここを貸し与えることで収益を得ているのか、利用者がここからサイトに飛んでなんらかのアクションを起こすことで収益が発生するのか、あるいは両方なのか。
それは知らんのだけれども、なんせ悪質なのが、そのPR広告の内容なんである。
…要するにさ、俺ら生粋のオナニストなわけじゃない。
オナニーに命までとはいかないまでも、「尊厳」とか「誇り」みたいなものをかけて、毎日毎日セルフィーにバーニングしてるわけじゃない。
そうなってくると、そこには当然集中力というべきものが必要となってくるんだよな。
特に、俺みたいな「最近勃ちがわるいなあ…」なんて悩みを持ちながらも日々シコリティに励む中堅どころのオナニストにとっては、オナニー中には一時の気の乱れとても許されないんですよね。
ところが、そうやって「ホアー!小池さん」(※)ばりにコンセントレーションを高めてる俺の前にあらわれるPR広告が、たとえばこれだ。
どう?
どうですか、これ。
ちょっと俺の身になって、想像してみてくださいよ。
こちとら、あれですよ。
「おっぱい」で検索かけさせてもらってるわけですよ。
著作権のこととかあれだから、一応モザイクかけさせてもらってるけど、これはずすとそりゃもう、あれよ。
爛熟した二つの豊満な母性の母性が快楽の渦にもだえてばっこんばっこんなわけですよ。
花びらと見まごうばかりの桃色の肉襞が禁断の背徳に晒されてネッチョンネッチョンなわけですよ。
そんなただれた欲望渦巻く快楽天の中で突然、
こいつに出くわしてごらんなさいよ。
俺、一体、どうしたらいいのよ。
…正直、こんなにびっくりして恐怖を感じたの、めちゃめちゃ久しぶりなわけ。
当然ムスコも、萎えるを通り越してもはや普通に縮み上がってるわけ。
こいつの衝撃、多分、バイオハザードで窓突き破ってリッカーが飛び出してきた時の恐怖と、タメ張ると思う。少年の頃の幼い感性を恐怖の淵に陥れたあの演出と、普通にタメ張れるレベルだと思う。勘弁してよ。俺ちゃん、もう軽くアラサーよ?
今更少年だったあの頃の気持ち思い出してどうすんの。やることないからって蝉とったりダンゴムシ転がして遊んでたりしてたあの頃とはもう何もかもが違ってるのよ。
今はもう、あれよ。蝉どころじゃないわけよ。
エロ画像という名の昆虫をカメラロールという名の標本箱にコレクションする作業に大わらわなわけよ。
だからこんなところであの日の思い出に浸ってジーンとしてたりしたら、そりゃあもうリスクヘッジやらリスクマネジメントで、頭も股間もてんてこ舞いなわけですよ。
…こうなってくるともうね、当然オナニーどころじゃないよね。
スマホを一端スリープさせて、恐怖に打ち震える心をなんとか鎮めんとして、本棚の隅に転がってた哲学書とかを色々紐解いてみたりするよね。
でも哲学っていっても、日頃女体とオナニーのことしか考えてない俺だから理解できるはずもなくて、「そういやなんでこんな本がここにあるんだろう?」って自問自答しだしたあたりになってようやく「あ、そろそろ心が静まってきたな」って感じて、もう一度電脳世界にダイブすることができた。
「疲れマラ」ってやつかどうかはわからんけれども、頭を疲れさせたおかげでさっきよりなんだか勃ちがいい気がする。
よし、じゃあ今度こそ俺の波動砲、ぶっぱなしてやるぜ!と意気込んで、次のページに移動してみたならば
もうやだ。Pixivこわい。きらい。
【今日のものしり番外地】
【ほ】 ホアー!!小池さん
藤子A不二雄によるゴルフ漫画。
「ラーメン大好き小池さん」でおなじみの小池さんがアヤシゲなゴルファーに転生して、マナーの悪いゴルファーをしかりつけたり、勤務中のサラリーマンを唆してゴルフ場に連れ込んだり、幻覚キノコでトリップしながらゴルフに興じたりするほのぼのストーリー。
オバQタッチの漫画絵の中に、突然リアル路線のコマが紛れ込むという藤子A不二雄特有のスタイルは本作でも健在で、特に小池さんが打球前に「コンセントレーション!」と念じながら集中力を高めるシーンでそれは多く使われる。
上図は、「ホアー!小池さん」二巻より、マナーをわきまえない迷惑なプレイヤーをしかる小池さん。こわい。